@article{oai:nipr.repo.nii.ac.jp:00008118, author = {藤井, 良一 and 飯島, 健 and FUJII, Ryoichi and IIJIMA, Takeshi}, journal = {南極資料}, month = {Feb}, note = {P(論文), TRIAD衛星により,北半球高緯度地方で観測された磁場データを解析して,沿磁力線電流(FAC)の季節変化を調べ,以下の結果を得た.1)昼間部分ではFAC強度は,季節と共に変動する.夏のFAC強度は,冬のそれと比べて約2倍大きい.それに対し,夜間部分ではFACの季節変化は,ほとんど見られない.2)夏の単層構造のFACの強度期待値は,冬のそれと比べて十分大であるが,2重層構造については,季節変化はあまり見られない.また,単層構造のFACの最大強度領域は冬になると夏に比べて昼間領域に近づく.3)単層および2重層構造両方のFACを考慮に入れると,電離層に入り込むFACの総量は,出るFACの総量に10%の誤差の範囲で等しい.4)季節変化を取り除いたのちには,地磁気活動度に対するFACの依存性が見られる.地磁気活動度が増加すれば,FAC強度も増加する.Kp≤2から2