@article{oai:nipr.repo.nii.ac.jp:00007730, author = {佐藤, 和秀 and 渡辺, 興亜 and 中島, 暢太郎 and SATOW, Kazuhide and WATANABE, Okitsugu and NAKAJIMA, Chotaro}, journal = {南極資料}, month = {Jan}, note = {P(論文), 日本南極地域観測隊による9次隊の昭和基地-南極点往復調査旅行(1968-1969年),10次隊のやまと山脈方面への内陸調査旅行(1969-1970年),および11次隊のサソダーコック方面への内陸調査旅行(1970-1971年)の際,観測された10m深の雪温(その場所の表面の年平均気温にほぼ等しい)をまとめ,東南極みすぼ高原,エソダービーランド地域,および極点旅行ルートにおける年平均気温分布について報告する.内陸に入るほど大陸氷床の表面高度は増し.10m雪温は低温になるがS16~みずほ観測拠点~Y200のルートについて,沿岸から内陸に沿ってみると,高度,氷床の表面地形との関係から,雪温の分布の傾向は,S122(高度1,850m)から,みすぼ観測拠点(高度2,170m)付近を境にして,沿岸性地域と内陸性地域とに気候学的に分けられる.10m雪温の表面高度に対する勾配は,場所によって-0.26~-2.11℃/100mと異なるが,氷床表面の斜面傾斜が小さい所では大きく,傾斜の大きい所では,乾燥断熱減率に近い.また内陸ほど,その値は大きい.10m雪温の分布は,氷床の表面地形の影響をよく反映しているが、この地域におけるkatabatic wind の方向と強さ,および海洋性低気圧の内陸への進入と密接な関係にあることを示している.2m深の夏の雪温分布から,昭和基地に近い氷床のdry snow lineは,高度700~950m付近にあると思われる.また,夏の表面雪温分布の高度に対する勾配は,高度950~1,450mにおいては,年平均値のほぼ半分になる.}, pages = {52--69}, title = {東南極みずほ高原および西エンダービーランドにおける雪温分布について}, volume = {48}, year = {1974}, yomi = {サトウ, カズヒデ and ワタナベ, オキツグ and ナカジマ, チョウタロウ} }