@article{oai:nipr.repo.nii.ac.jp:00007642, author = {神沼, 克伊 and 石田, 瑞穂 and KAMINUMA, Katsutada and ISHIDA, Mizuho}, journal = {南極資料}, month = {Dec}, note = {P(論文), 世界の地震観測網が整備され,地球上に起こるマグニチュード5以上の地震は,ほとんど観測されるようになった今日でも,南極大陸およびその周辺に震源の決まった地震はない.しかし,南極各基地の地震観測の報告をみると,南極の基地だけにしか観測されないような,小さな地震が起こっているらしい.そこで,USCGSから発行されている"The Antarctic Seismological Bulletin"の資料に基づいて,震源の決定を試みた.少なくとも4点以上の基地で観測されているものにつき,その深さを33kmと仮定し,震央と発震時を求めた.震源決定を試みた地震72個のうち,24個の震央のみを,誤差±100km,O-C residual3秒以内で決めることができた.24個の地震のほとんどの震央は,大陸周辺に存在する地震帯の上に決まった.しかし,1個だけではあるが,南極大陸内に震源が決まった地震がある.この震源精度を確かめるために,多くの震源を仮定し,O-C residualの自乗平均値を調べた.その結果,この地震は大陸内20°W, 80°S,深さ1kmに起こり,マグニチュード4.3であることが分かった.現在の地震観測網では,震源を決められない小さな地震が,南極大陸に起こっていることは確実である.}, pages = {53--60}, title = {南極地域の地震活動(日本南極地域観測隊の報告)}, volume = {42}, year = {1971}, yomi = {カミヌマ, カツタダ and イシダ, ミズ} }