@article{oai:nipr.repo.nii.ac.jp:00007076, author = {芳野, 赳夫 and YOSHINO, Takeo}, journal = {南極資料}, month = {Jan}, note = {P(論文), 第3次越冬においては,(1)1年無保守状態のまま放置された機器の回復と,(2)空輸のため燃料節約を必要とし,(3)多くの観測機械が設置されるため,電圧変動,三相発電機の相間バランス,各相の力率変動を極力防止する必要があった.そのため各部門の使用電力量,使用時間を規制し送電系統を並列に改めて負荷の調整を行なった結果,各棟約5KWの負荷時の入力端子間電圧降下は約0.5V以内に改められた.20KVA発電機の燃費は上記の規制に隊員の協力を得て予想以上の節約ができた.運転時間は1号が5479時間,2号は3116時間で非常に良好に保守され機器の故障は皆無,送電停止時間は計11分30秒,発電機関係の補用品も充分量保有している.発電量は年平均1日134.2KVA,燃費は80.7lであった.小型発動発電機類も飛雪に対する注意と燃料内の氷晶除去に留意すれば低温下でも容易に運転できた.450WDC発電機が雪上車のAPUとしても最も使用され,特に-40℃以下の雪上車の起動に際しあらかじめ本機でバッテリーに30Aの充電電流を約5分間流すことにより,予熱の必要なく安全に一気に起動できた.その他フィールド用として1KVA,350WAC発電機も使用した.バッテリーは電解液の比重低下したものが液凍結によって破損したものがある.高比重(1.35/-30℃以上)に保つことが必要である.電気関係の諸機器は非常に良好な状態に保たれ,適切な保守によって相当長期間の使用に耐え得る.}, pages = {1009--1014}, title = {越冬期間中の電気関係報告(設営科学技術部門)(<特集>南極シンポジウム)}, volume = {11}, year = {1961}, yomi = {ヨシノ, タケオ} }