@article{oai:nipr.repo.nii.ac.jp:00007041, author = {福島, 博 and FUKUSHIMA, Hiroshi}, journal = {南極資料}, month = {Jan}, note = {P(論文), 東オングル島には小さい池が20あまりと小さい川が2つと到る所に湿地がみられるがこれらには次のように淡水藻が豊富にみられた.1.池 池底の砂の中には大抵の池にはSynechococcusが普通にみられ,Oscillatoria,Anabaena,Nodularia,Nostoc,Phormidumなどのラン藻類が多くみられた.2,3の池では緑藻のChlamydomonasがかなり沢山みられ,Peniumも時々みうけた.ケイ藻ではNaviculaが比較的に広く分布しており,Hantzschiaも普通にみられた.2,3の池では池底の石がラン藻のDichothrixのために暗青色を呈していた.また2,3の池ではラン藻Nostocのコロニーが沢山集まっているのがみとめられた.池の藻類は種,量共にラン藻が大変多く,Synechococcus,Dichothrix,Nostocが優占種であった.2,3の池では緑藻Chlamydomonasが優占種であった.ケイ藻のNavicula,緑藻のPeniumは亜優占種で比較的広くみられた.2.川 1つの川では藻類が豊富で,底の石には緑藻のUlothrixが附着し,ケイ藻のNavicula,Hanlzschia,ラン藻のNodularia,Oscillatoria,Phormidiumがかなり沢山附着していた.他の川では藻類は大変少なかった.川の藻類は緑藻が優占種でケイ藻,ラン藻は亜優占種であった.3.湿地 残雪や池の周囲にみられるもので,ケイ藻のHantzschiaが優占種で,ケイ藻のNavicua,Pinnularia,ラン藻のAnabaena,Aphanothece,Nodularia,Oscillatoria,Synechococcus緑藻のPeniumがみられた.湿地ではケイ藻が優占種であった.}, pages = {869--871}, title = {東オングル島の陸氷と淡水藻の植生(生物部門)(<特集>南極シンポジウム)}, volume = {11}, year = {1961}, yomi = {フクシマ, ヒロシ} }