@misc{oai:nipr.repo.nii.ac.jp:00012735, author = {山田, 恭平 and Yamada, Kyohei}, month = {Aug}, note = {南極、昭和基地では50年を超える気象観測の歴史があるが、2015年1月17日にそれまでの1月の最大瞬間風速の記録を塗り替える秒速51.4mの北東風が観測された。南極海岸域に位置する昭和基地ではカタバ風とストームトラックの影響を強く受けており、通年で強い風が吹く。地上付近の風は1960-2015年の平均では秋季の4月に最大であり、1月は最も地上風速が弱い。本研究では年間で最も風が弱い季節である夏季1月の強風について、領域計算モデルWeather Research and Forecasting Model (WRF; Michalakes et al., 2001)を用いて2015年の解析を行った。強風時は低気圧が昭和基地北西から接近しており、基地北側の強い地表付近の逆転層によって温度風による東風強化の条件が成立していた。また高度2km以上では温度勾配の軟化によって上空では強い減速域となっていた。カタバ風方向の断面を取ると、強風時には昭和基地上空で鉛直方向に強い下降流が存在していた。, Polar Meteorology and Glaciology Group seminar / 気水圏コロキウム 日時:8月3日(水)10:00-10:50 場所:C301(3階セミナー室)}, title = {2015年夏季昭和基地の強風現象の解析}, year = {2016} }