@misc{oai:nipr.repo.nii.ac.jp:00012729, author = {荒井, 美穂}, month = {Jul}, note = {南極氷床には陸や海起源の物質をはじめとする大気降下物が堆積・保存されている.氷床コア中の金属成分は,過去の気候・環境変動に伴う鉱物・海塩エアロゾルの輸送・堆積過程を調べる有効な手がかりとなる.ただし,鉱物起源エアロゾルの指標となるアルミノケイ酸塩に由来する元素の大部分は難溶性粒状物である.それらを正確に見積もるためには,一般的に測定がされる溶存態の化学成分濃度からは難しい.そこで,南極ドームふじコア中の粒子を酸分解し金属成分の全濃度(粒子態濃度+溶存態濃度)を測定することにより,過去72万年間にわたる鉱物・海塩指標元素のフラックスを復元した.その結果, Mid-Brunhes Event(MBE)に相当する約 45万年前の前後で,鉱物エアロゾルの気候への応答の仕方が変わることが示唆された., Polar Meteorology and Glaciology Group seminar / 気水圏コロキウム 日時:7月13日(水)10:00-10:50 場所:C301(3階セミナー室)}, title = {南極ドームふじ深層コア中の金属成分の過去72万年間の記録}, year = {2016} }